孫が退院した日は婿殿が沐浴担当でした。
洗面所に親戚からいただいたベビーバスをセットして、我が家での初沐浴。
温度もちょうど良かったのか、ふにゃあーんとした顔が印象的でした。
翌日からは私が担当、ということで後ろから見学していました。
初沐浴が終わりベビーバスのお湯をすてようと思ったら、ピッタリと洗面台にハマったバスがなかなか傾けられず、傾けるとカランに引っかかりお湯が出てきてしまう……お湯を捨てたいのに。
やっとのおもいでお湯は捨てられたのですが、
「毎日こんなことはやってられないや!!」
ということで、翌日からの沐浴は私が帰宅後にお風呂に直行して、まず自分を洗い、ベビーバスにお湯をはって準備。
お湯が溜まったところで娘に「ピロリロリーン」と合図を送ります。
すると、オムツだけになった孫登場です。
大抵泣いてました。
足や、お尻からゆっくりとお湯へ。
その時には必ず「あんよからお湯に入りますよー」と声をかけながらが大事だとか……。
胸の位置にガーゼをかけてあげると、赤ちゃんが安心するというのは今も昔も同じですね。
最初のうちは少しびっくりした様子で、お湯の中でウニョウニョと動くんです。
首と頭の境目を持っている私の手から、頭が滑って落ちそうになるし、あまりの激しい動きで首が折れてしまうのではないかとヒヤヒヤしていました。
少し時間が経つと、あのふにゃーんとした顔になっていきました。
「怖くないよー」
「気持ちいいねー」
「今日もたくさんおっぱい飲んだの?」
「お利口ちゃんでいましたか?」
なんて、返事はないので独り言のように話しかけました。
体を洗うのは、お湯の中でやってみたのですが、なかなかスムーズに出来ず、結局は私の太ももの上で洗うようになりました。
昔と今の沐浴事情
さてさて、ここで今と昔の沐浴事情を比べてみます。
昔:耳の中にお湯がはいらないように指の腹で耳の穴を塞ぐ
(ちなみに私の指は届かなかったです)
今:耳の穴を指で塞がなくてもよいとされているようです。耳にお湯が入った場合も、無理に耳の奥まで拭こうとしなくてよいそうです。
昔:顔は濡らしたガーゼで綺麗に拭く。
今:顔の皮脂汚れを取るために、石鹸の泡を直につけて洗顔する。もちろん、沐浴専用の石鹸を使用する。
昔:顔にお湯がかからないように気を付ける。
今:頭や顔にも、赤ちゃんの様子を見ながらお湯をかけて洗い流す。
昔:沐浴後に白湯を飲ませることがあった。
今:沐浴後も、基本はいつもの授乳(母乳やミルク)でよい。
昔と今とでは、こんなに違いがあるんです。
顔にお湯がかかってもよいとされていたり、耳の穴を指で塞がなくてもよかったり、沐浴のハードルがだいぶ下がりましたね。
指が短くて耳の穴が塞げない私も、気持ちが楽になりました。
ただ、赤ちゃんの呼吸をよく観察しながらお湯をかけないと、息を吸う時にかけてしまって、お湯を鼻から吸ってしまうことも。
何度かやってしまって大泣きでした。
「ごめんよー」
※赤ちゃんとの沐浴や入浴の方法は、月齢や赤ちゃんの状態によっても異なります。ご家庭では、産院や助産師さんなどの指導も参考にしてください。
娘のお風呂タイム
産後ひと月が経過した頃から、娘が入浴を変わりました。
すでに手首が痛いから……と、ピンク色の可愛い入浴グッズでのお風呂タイム。
リッチェルの「ひんやりしないお風呂マット」なのだそうです。
お尻の辺りに窪みがあり、そこにお湯を入れておき、シャワーで頭や顔、体も赤ちゃんを支えなくても安定していました。
赤ちゃんが動いても安心だし、ママの手首や腕がとにかく楽そうでした。
なかなかいい買い物をしていたのね……と感心しました。
娘のお風呂タイム初日は、私は洋服を着たまま、お湯の張っていない浴槽にいて、動画や写真を撮りました。
(職場から電話があり、その場で電話に出るなんてことにもなりました)
古くからあるベビーバスと、現在の便利グッズでのお風呂タイムを両方味わった孫、どちらでもご満悦でした。
いよいよ帰宅が近づいた頃に、
「湯船にお湯を張って3人で入ろうか」
と提案。
湯船に一緒に入れるようになると、体を密着できるので本当に楽ですね。
ただ、帰宅してからはワンオペが多くなるため、あのマットが活躍しそうです。
素材は発泡素材で軽く、立てかけておくと水切れもよく、乾かしやすいのだそうです。
おばあちゃんを思い出した沐浴
お湯に浸かって気持ちよくふにゃーとなっている孫の顔を見ながら、思い出すのは娘が新生児の頃に沐浴のために実家に通ってくれた祖母のことでした。
心臓を悪くしてから、担当の医師に
「ひ孫の成長を見ていたいから長生きしたい」
と話していたそうです。
おばあちゃん、見てるかな?
あなたの愛してやまないあの子が赤ちゃんを産んで、その赤ちゃんを私が沐浴させてるよ。
どう?上手に出来てるかな?
「見てるとおっかないよ、ばあちゃんに代われや」
っていう声が聞こえたような気がしました。
娘の沐浴担当だった祖母の話はこちらです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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