🍀「ロッキンスターカーニバル花火」へ。音楽と花火が重なる夜

「ライオンの隠れ家」の撮影地を訪れた前日の体験。

茨城県を訪れた主な目的は、ひたちなか海浜公園で行われた『2025 ロッキンスターカーニバル花火』への参加でした。

この公園は、季節ごとにコキアやネモフィラが咲く場所として知られています。
以前から「一度行ってみたい」と思っていたので、花と花火の両方を楽しめる今回の機会は、まさに理想的なタイミングでした。

🌿 コキアが揺れる見晴らしの丘

コキアの紅葉は始まったばかりで、黄緑とほんのり色づいた紅色が織りなすグラデーションがとても美しかったです。
ふんわり丸いフォルムがなんとも可愛らしく、まるで丘全体がモコモコの絨毯のよう。

「見晴らしの丘」にはなんと4万本のコキアが植えられているそうです。
季節ごとにスタッフの方が植え替えをされていると聞き、丁寧に育てられていることに感謝の気持ちが湧きました。
いつか、ネモフィラの青い季節にも訪れてみたいです。

🎶 夜は音楽フェスと花火

夕方になると、いよいよロッキンスターカーニバルの会場へ。
入口を抜けた瞬間から、どこか胸の奥が高鳴っていました。
広い敷地の向こうに見える大きなステージ、モニターに映る観客の笑顔、
そしてラジオ番組のアナウンサーの声がスピーカーから響き渡ります。

「今夜は最高の夜にしましょう!」
その一言で、会場全体が一気にひとつになりました。

地元の学校のマーチングバンドが登場すると、空気が一瞬で引き締まります。
息の合った動きと演奏に拍手が広がり、夕暮れの空にトランペットの音が吸い込まれていきました。

続いてDJ和さんがステージに登場。
キラキラと光るステージ照明がリズムに合わせて点滅し、
曲が切り替わるたびに歓声が上がります。
子供から大人まで、自然と体が揺れて、みんな笑顔。
音楽ってすごいですね。言葉がいらなくなる瞬間があるんだと感じました。


🎇 花火が夜空を彩る瞬間

そして、ついに花火の時間。
空に最初の一発が上がった瞬間、思わず息をのみました。

1曲目は「ゆずの夏色」。
軽やかなリズムに合わせて、さまざまな色の花火がリズミカルに上がります。
そして、レーザーが会場を横切り、地面近くには虹のような光の帯。
音楽と光が重なって、心の奥が震えるような感覚に包まれました。「夏が終わる前に、もう一度会えたね」そんな気持ちがこみ上げてきました。

中盤にはしっとりとしたバラード調の曲もあり、
夜風に包まれながら花火が静かに咲いては散っていきます。
観客の誰もが言葉を失って見上げているのがわかりました。

そしてクライマックスは「ミセスグリーンアップルの青と夏」。
青い光と黄金の花火が空いっぱいに広がり、まるで音が色を持ったかのようでした。

Screenshot

終わった瞬間、誰ともなく拍手が起こり、
「最高だったね」と笑い合う声があちこちから聞こえました。
音楽と花火が作る一夜限りの魔法に、心の底から「来てよかった」と思いました。

もし来年も開催されるなら、ぜひまた訪れたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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