年に一度の「初体験」チャレンジ
私には「毎年ひとつ、新しいことを体験する」というマイルールがあります。
日常がただ過ぎていくだけではなく、新しい世界を知ることで心の豊かさがます気がするからです。
今年選んだのは、ずっと憧れていたことーー 「空を飛ぶ」。
子供の頃に夢見た「鳥みたいに空を飛べたら…」という気持ちを、大人になった今こそ叶えたいと思いました。
調べてみると、長野県白馬八方尾根にある「スカイブルー・八方尾根パラグライダースクール」さんで体験できるとのこと。
しかもGoProで撮影した写真を無料でいただけるという特典まで!←ネット予約に限るようです。
これは行くしかない、とすぐに予約を入れました。
白馬八方尾根へ
白馬村は、長野オリンピックの舞台にもなった場所。
ゴールデンウィークに訪れたアルプス連峰には、まだ残雪が残り、爽やかな空気に包まれていました。
まずは駐車場近くの広場にある小屋で受付を済ませます。簡単な説明を受け、注意事項を確認し、同意書にサイン。
その後はスクールの送迎車でゴンドラ乗り場へ。
ゴンドラでは、ガイドさんと二人きり。緊張気味の私に気を遣ってくれたのか、コロナ禍での観光事情や、シーズンオフにはスノーボードスクールの仕事をしているというお話などをしてくれました。人柄の良さに触れて、少し安心できたのを覚えています。
いざテイクオフ!…のはずが
スキーやスノーボードのお客さんでまだまだ賑わっていた白馬。そんな人々が行き交う中でのテイクオフは、妙に視線を意識してしまい、勝手に緊張感が高まります。
「風が来たら、前へ思い切り走ってください!どんなことがあっても前へ・・」
ガイドさんからのアドバイスを胸に挑んだ1回目。
ところが、翼(キャノピー)に風が入った瞬間、体が後ろへ引っ張られてしまい、大失敗…。
広げた翼を畳み直す作業が入り、ガイドさんには申し訳なかったです。
でも2回目は気持ちを切り替えて、いよいよ再挑戦。
「よし、今度こそ!」
翼が膨らみ、風を受けた瞬間ーー
「うわぁ!体が浮いてる!」
「空を飛んでるー!」
思わず声に出してしまいました。
空からの絶景と不思議な感覚
眼下にはスキージャンプ台。近くには五竜スキー場、遠くには浅間山まで。
アルプスの大パノラマを、上から見下ろしている自分が信じられませんでした。いただいた写真はこちら👇


不思議なのは、テイクオフ前の方が緊張していたこと。
いざ飛んでみると恐怖はどこかへ消えてしまい、代わりに湧き上がってきたのは「最高!」「楽しい!」という気持ちばかり。
数十分のフライトは本当にあっという間。
ただ、地面が近づいてくる着地の方がむしろ怖く感じたのは意外でした。

やってよかった初体験
空を飛ぶ浮遊感、体を通り抜ける風、そして目の前に広がる絶景。
あの瞬間は、これまで体験したどんな旅行とも比べられないくらい、特別な時間でした。
ガイドさんによると、一番のおすすめは 紅葉シーズン とのこと。
山々が赤や黄色に染まる中を飛んだら、どんな景色なんだろう…想像しただけで胸が高鳴ります。
「また絶対に来よう!」と心に決めた帰り道。
温泉にゆったり浸かりながら、「来年の初体験は何に挑戦しようかな」と、次のワクワクを考えていました。
「本物の空」を飛んだ体験は格別でした。
小さな勇気で得られる大きな感動。みなさんもぜひ体験してみてください!
今回お世話になったのは、長野県白馬八方尾根のスカイブルー・八方尾根パラグライダースクール様です。
👉 https://hakubapara.com/
初めてでも安心して挑戦できるように丁寧にサポートしていただき、思い出に残る体験となりました。これから挑戦したい方はぜひチェックしてみてくださいね!
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