🍀ポンコツの親はやっぱりポンコツ!?母の天然エピソードで笑いに包まれた日

ポンコツの親はやっぱりポンコツ!?

母が我が家にやってきた日のこと。
汗を拭いたティッシュの捨て場所を聞かれたので、「そこにあるよ」とだけ伝えました。
すると母は「あ、この可愛いやつね」と言いながら、私の見えない場所で捨てていました。

「可愛い?」と思いつつ、見に行くほどのことでもないか…とスルー。
そのまま過ごしていました。

母が帰ったその夜。
寝る前ストレッチをしようと立てていたフォームローラーを横に倒した瞬間、白いティッシュがポロリ。
「あれ?なんでここにゴミが?」と首をかしげていたら、
ピンときました。母の「可愛い」は、まさかのフォームローラー。

捨て場所を“筒状のローラー”と勘違いしていたんです。
思い出した瞬間、ひとり声を出して笑ってしまいました。
久しぶりに、家の中で本気の笑い声が響きました。

そのエピソードを、娘と妹に報告したら大ウケ。
「やっぱりおばあちゃん、ポンコツ健在!」と笑い合いました。

そういえば、母がもう少し若かった頃にも“伝説のポンコツ事件”がありました。
母が運転する車に同乗していた時のことです。
後ろからパトカーがついてきて、「前の車、止まってください」とスピーカーで呼びかけられたのに、
母は止まらず左折し、一軒の住宅の駐車場へ。
「知り合いの家なの?」と聞くと、
「ううん、知らない人の家。お巡りさんに止められたから、匿ってもらおうと思って…」と真顔で答えるんです。笑
もちろん、すぐにパトカーがやってきて、しっかりスピード違反の切符を切られました。
生真面目な母が見せた、最高におもしろいポンコツエピソードです。

『波瀾万丈ライフ』でも書いていますが、母は養育費ももらえずに、子ども3人を育て上げた誇り高き人。
最近はちょっと頑固で、だいぶ我儘。
妹と「また始まったよ〜」と愚痴大会になることもあります。

ある日、母がしみじみと話しました。
「最近、ご先祖様に感謝があふれてね。お墓参りでは“ありがとう”って伝えてるの。私、恵まれてたのよ」
「そうだよ、だから今は我儘なんだよ」と返すと、
「でもね、それが私のいいと・こ・ろ」と笑顔で返す母。
…いや、それ自分で言う?笑

さらに、膝が痛いと私の前ではズリズリと足を引き摺るように歩くのに、
帰りの電車に間に合わないとなった瞬間、見事な小走り。
もはや演技力に拍手です。そんな姿を後ろから動画を撮ってしまうほどの走りっぷりでした。もちろん、その動画も娘と妹に送信・・。

友達も多く、毎日楽しそうに生きている母。
ポンコツなところは愛おしいけれど、
その我儘だけはどうか、友人の前では控えめにお願いします。笑

時にはイラッとするけれど、
それも含めて母らしい。
これからも、笑いながら見守っていこうと思います。

母の我儘エピソードについては、折を見て投稿したいと思います。ポンコツエピソードよりも面白いかもしれません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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