指の痛みと、食洗機という味方。
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冬が近づくと、朝起きて指を曲げるたびに「パキパキ」と音が鳴ります。
まるで関節が小さな抗議をしているようで、「あぁ、またこの季節が来たな」と感じます。
調べてみると、どうやら更年期以降の女性に多い「へバーデン結節」という関節症らしいのです。
私の場合、指の第一関節が少し腫れていて、そこをどこかにぶつけようものなら、思わず声が出るほどの激痛。
それでも、指を頻繁に使う仕事なので、「仕方ないよね」と自分に言い聞かせながら過ごしてきました。
一度だけ、「バネ指」という症状にもなったことがあります。
曲げていた指を伸ばそうとした瞬間、バネのように“パチン”と弾かれて戻るという、不思議な動き。
自分の指なのに、まるで誰かが勝手に操作しているようで、なんともヘンテコで笑ってしまいました。
でも、そんな指の状態でいちばんつらいのが、朝の食器洗いです。
特に朝は時間との戦いなので、痛みを感じながら急いで洗うあの時間が、実はかなりのストレスでした。
そこで思い切って考えたのが、「自分で洗わない」という選択。
以前から気になってはいたけれど、一人暮らしで食洗機を買うなんて贅沢かな…と、長いこと迷っていたんです。
でもある朝、痛む指を見ながらふと「これ以上、我慢する必要ないかも」と思い立ち、ついに購入を決意。
届いたその日から使い始めてみると——もう感動の連続でした。
指が痛かろうが、眠かろうが、ボタンひとつで洗い物が終わるなんて。
「もっと早く使えばよかったーー!!」と、声に出してしまったほどです。
おまけに、あれほど悩まされていた手荒れまでなくなりました。
私のキッチンは広くないので、選んだのは小さめサイズ。
30センチのお皿やフライパンは入らないけれど、日常使いの食器なら十分。
それでも十分に「朝のゆとり」を取り戻してくれました。
価格:64381円 |
音が少し気になることと、残時間が表示されるものにしたらよかったかな・・。
母がうちに遊びに来たとき、食洗機を見て言いました。
「一人暮らしなのに、食洗機なんて勿体ないわ〜」
「指が痛くて、朝の食器洗いが苦痛なの!」と答えると、
「じゃあ、仕方ないか」と、ちょっと納得したような顔をしていました。
母にもすすめてみたのですが、
「私は自分で洗うほうが気持ちいいわ〜」と、いつもの調子。
でも、私は思うんです。
使ったら手放したくなくなるのにーと。
機械に頼ることって、最初はちょっと抵抗があるけれど、
実際に使ってみると、暮らしの質がぐっと上がる。
私にとって、食洗機は“便利家電”というよりも、“指の味方”になりました。
これから寒くなる季節。
もし同じように指の痛みを感じている方がいたら、
「頼れるものに頼る選択」、してみてもいいかもしれません。
痛みをなくすことはできなくても、暮らしを少しでもラクにできる方法を見つけると、心まで軽くなる気がしますね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


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