ムーンボーを夜の街灯で見ることができる私。
ある日、知人の運転する車に乗っていた時、目の前に虹が現れました。
初めて見るくらいの低い位置に出ていたんです。
メガネをかけていなかったため、ハッキリとは確認できない色もありましたが、
色とりどりの虹を見ると、なんだか得した気分になりますよね。
その時、ふと夜の街灯を見た時の“ある現象”を話したんです。
「私、夜に街灯を見るとね、灯りの周りに丸く虹が出てるの。
色の並びも通常の虹と同じで。でもこれ、どうやら私だけが見えてるみたいで…」
すると知人が「え?それってめちゃくちゃラッキーじゃない!?
街灯を見るたびに虹を見られるなんて、素敵なことだね」と言ってくれました。
そうなんです。
私、ずっと“誰でも見えている”と思っていたんです。
でも実は、見えているのは周囲では私だけだということに気づいたのは、つい最近。
飲み会の帰り道などで
「街灯の周りに虹が出てるね?」
「え?どこに?私には見えないよ」
数人と同じ会話をして、そこで初めて気づきました。
ムーンボーって知っていますか?
ムーンボー(Moonbow)は、月の光が空気中の水滴に反射してできる「月の虹」です。
太陽の虹と同じ仕組みですが、月の光は弱いため、現れるのはとてもまれ。
肉眼では白っぽく見えることが多く、写真に撮るとやっと色がわかるくらいの、繊細で神秘的な現象なんです。
特にハワイでは、雨上がりの夜などに条件がそろうと見えることがあり、「ムーンボーを見ると幸せが訪れる」と言い伝えられています。
ハワイ州のナンバープレートにも描かれているほど、現地では“幸運の象徴”として親しまれているそうです。
でも、私の“街灯のムーンボー”は…
帰宅後に気になってGoogle先生に聞いてみたんです。
すると、検索結果には驚きの文字が。
『目のむくみ・眼精疲労・緑内障の疑いがあります。
気になる場合は早めの受診を。』
えー!!!
やっぱり病気の可能性があったのか…。
“ムーンボーを見られるなんて幸せ!”と思っていたのに、
まさかの現実的な理由だったとは。
現実はちょっぴり残念。でも少しロマンも。
もしかしたら「乱視」や「ドライアイ」の影響なのかもしれません。
けれど、街灯の光の周りに淡く見える虹を見ていると、
どこか幻想的で心が落ち着くんです。
本当のムーンボーのように、
「見た人が幸せになれる」——そんな気持ちで
これからも優しい光を見上げていこうと思います。
まずは、眼科予約を入れます。
“光の輪”の正体を確かめにいってきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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