夏になると食卓に並ぶ、甘くてみずみずしいとうもろこし。
今年もたくさんいただきました。
そのままかぶりつくのも美味しいですが、粒を外して冷凍保存しておくと、カレーやバターコーン、スープの具材などに大活躍します。
ただ…粒を外す作業って、ちょっと大変なんですよね。
私はこれまで、一列を一粒ずつ指で外してから、親指の側面でゴリゴリと押し出すようにしていました。
これも悪くはないのですが、時間がかかるし、指も疲れる。そこで見つけたのが、便利グッズ 「粒とり名人」 です。
幼い頃の思い出と「もぎ競争」
とうもろこしの粒を外す作業には、私にとって小さな思い出があります。
幼い頃、祖母が夕食後にちゃぶ台で、黙々ともろこしの粒を外していた姿。私は隣に座って、その様子をじっと眺めていました。
ときどき祖母が外した粒をつまみ食いしたり、「ほら、こんなに長くとれたよ」と、きれいに繋がった粒を見せてもらったり。
兄弟や従兄弟達と一緒に「誰が一番長くもげるか競争」したこともありました。
とうもろこしの香りと、家族の笑い声が一緒になったあの時間は、今でも懐かしい宝物です。
でも、大人になった今は大量に処理する必要があるし、保存も考えなければなりません。昔のようにのんびり「競争」しているわけにもいかないんですよね。
粒とり名人の使い方と感想
「粒とり名人」は、一列目をすっと簡単に外すことができる専用のグッズです。
私にとって、この“一列目をとる”作業が一番億劫だったので、本当に助かっています。
もちろん、この道具を使ったからといって、一瞬で全部の粒が外れるわけではありません。ですが、一番最初のハードルがグッと下がるので、作業効率は格段にアップしました。
一列目さえ外れてしまえば、あとは親指の側面を使ってゴリゴリ押し出す――これは昔から好きだった作業なので、今でも楽しみながらやっています。
「粒とり名人」は、私にとって“作業のスタートダッシュを助けてくれる相棒”のような存在です。
注意点とおすすめの使い方
実際に使ってみて感じたのは、硬めの実に向いているということ。
柔らかめの実だと、粒がつぶれてしまったり、きれいに外れにくいことがあります。ですから、とうもろこしの状態を見ながら使うのがおすすめです。
外した粒は、保存袋に入れて冷凍しておけばとても便利。
私はカレーやチャーハンに入れたり、シンプルにバターで炒めてバターコーンにしたりして楽しんでいます。旬の時期にまとめて処理しておくと、しばらくは甘いもろこしの味を楽しめますよ。
ちなみに、私は、もろこしは茹でずに皮を一枚だけ残し、さっと水をかけてからラップで包み、電子レンジで5分ほどチンしてから冷まし粒とりを始めます。チン直後は暑いので、火傷をしないように気をつけましょう。
もいだ実はジップロックMサイズにもろこし2本分の粒を入れて冷凍保存しています。
まとめ
とうもろこしを外す作業は、子どもの頃の遊びのような思い出と、大人になってからの「効率化」の両方が詰まっているなと感じます。
祖母や兄弟と笑いながらもいだ懐かしい記憶。
そして今は「粒とり名人」に助けられながら、保存用にさっと処理できる便利さ。
どちらも、私にとって大切な時間です。
とうもろこしをよく調理する方、冷凍保存して一年中楽しみたい方には「粒とり名人」、とてもおすすめです!!
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