コロナ禍で仕事が休業になっていた時期がありました。
家にいても時間を持て余していたとき、ふと「簿記の資格を取ろう!」と思い立ったんです。仕事には直接必要なかったのだけれど、こういうところ、意外と「思い立ったが吉日!」タイプなんですよね、私。
すぐにユーキャンに申し込み、教材が届くと、就業時間に合わせて勉強を開始。もちろん、休憩も就業中と同じだけ取りました(笑)。
「3ヶ月後の試験日」を目標に、メールでわからないところを質問しながらスムーズに勉強を進めていました。
そして試験当日、徒歩で会場に向かう途中でハッと気づいたんです。
「計算機、忘れた……。」
ユーキャン申し込み時に一緒に買った、あの相棒のような計算機を忘れるなんて…。
この時ばかりは「やっぱり私だな〜」と苦笑いするしかありませんでした。
会場で計算機は借りることができたものの、お守り代わりだった相棒がないだけで気持ちは「今回は練習だな。雰囲気を味わうために来たんだ」と切り替え、挑戦。
結果はもちろん、不合格。
でも次の試験日をすぐに決めて、改めて苦手な部分をおさらいし、問題集を解き直して挑みました。
試験当日は、プレ試験を経験したおかげで落ち着いて臨めました。
むしろ「あれ?問題が簡単すぎやしませんか?」なんて思うくらい(笑)。
ネットで合格発表を見て、自分の番号を見つけたときは本当に嬉しかったです。
商工会議所に合格通知をもらいに行き、開示請求したら、なんと…満点合格!
「え??すごい!100点ですよ」と言われ・・。
こんなに嬉しい出来事は久々で、もちろんボッチ祝賀会を開きました🍷
「そんなの意味ない」「お金がもったいない」なんて言われたこともあったけれど、少しお金を払ったからこそ必死に勉強できたんだと思っています。
現在の仕事で簿記を直接使うことはないけれど、日々の暮らしの中で聞こえてくる単語から簿記的な考え方を連想することもあります。
まあ、ほとんど忘れていますけどね(笑)
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